あしながブログ

緊急事態宣言終了後のコロナウイルス対応について

現在、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が発令されております。 予定では5月6日までとなっており、以降の法律相談について、当事務所では、以下の対応をいた します。 ①入室の際に手を消毒液により消毒 ②マスク着用の必須 ご来所いただく皆様にマスクの着用を必須とし、マスクが用意できない場合は、タオル等をご用 意ください。 当事務所でも使い捨てマスク 続きを読む >>

新型コロナウィルス感染症に対する対応について

現在、新型コロナウィルスの影響により、緊急事態宣言が出されています。 当事務所では、これを受けて、新規の法律相談を5月6日以降にさせていただいております。 しかし、早めの法律相談を希望される方のために、離婚・相続・債務整理に限り、例外的に オンラインでの相談を実施しております。 オンライン相談をご希望の方は、お電話でその旨お伝えください。 続きを読む >>

財産分与の対象財産②

財産分与をする際に特有財産の主張がされることがあります。 特有財産というのは、夫婦の一方が単独で有する財産のことで、結婚前から持っている預金などが 典型です。 また、結婚後であっても、相続により取得した財産や贈与を受けた財産などは特有財産になりま す。 夫婦の財産は、夫婦別産制から特有財産はそれぞれの物なのは当然ですが、民法上、夫婦の財産は 共有であると推定され 続きを読む >>

財産分与の対象財産①

財産分与の対象になる財産は基準時存在する婚姻中に取得した財産です。 基準時前に預金を引き出した場合はどうなるでしょうか。 直前の預金の引き出し行為は多くあります。その引き出し行為が、財産隠匿のために行っている場 合は、財産分与の対象となります。 実際に引き出しがあったかどうかを調査するためには、基準時の残高だけではなく、取引の履歴を 確認する必要があります。 調 続きを読む >>

財産分与における基準時②

精算的財産分与の基準時は別居時とするのが通常です。 よくある相談で、家庭内別居をしていたときはどうなるのかという相談があります。 家庭内別居の場合は、婚姻関係は破綻しているといえるとしても、経済的な関係が終了していると までは言えないでしょう。 婚姻関係の破綻と経済的協力関係は別に考える必要があります。 他には単身赴任の場合はどうなるのかという相談もありますが、単身赴 続きを読む >>

財産分与の基準時①

財産分与には、精算的要素、扶養的要素、慰謝料的要素があると言われています。 夫婦が共同で築き上げてきた財産の分与という意味で、精算的要素が、財産分与の中心です。 この財産分与をするために対象となる財産を確定する必要がありますが、精算的財産分与において は、別居時が基準となります。 裁判例では、裁判の時点を基準としたものもありますが、離婚を解決していく中で、ケースによっ 続きを読む >>

財産分与と債務⑤

住宅がオーバーローンではあるが、その他に財産がある場合の計算方法はどうなるでしょうか? 考え方としては、ローンを全体の財産から控除した上で分与する、オーバーローンの物件は価値が ないとしてその他の財産を分与するの2通りがあります。 裁判例では両方ありますが、前者の全体の財産から債務を控除する考え方が実務では多いと思われ ます。 住宅ローンを控除した結果、マイナスになる 続きを読む >>

財産分与と債務④

住宅ローンは財産分与でどのように扱われるでしょうか。 住宅ローンが残っている場合に、不動産の価格から住宅ローンを控除した金額がある場合は、 その差額を分与の対象とします。 では、不動産の価格以上に住宅ローンがある場合、オーバーローンの場合はどうでしょうか。 まず、そもそも財産がオーバーローンの不動産だけの場合は、分与すべき財産がないということに なります。そうすると財 続きを読む >>

財産分与と債務③

財産分与で債務を考慮すべき場合はどのような場合でしょうか。 ①住宅ローン 問題になりやすいのは住宅ローンです。 夫婦の資産形成のための債務なので、財産分与において考慮すべきということになります。 リフォームなども含まれるでしょう。 ②投資 不動産投資などは財産を取得するためのものですので考慮してもいいと考えられます。 投資の結果、債務しなかないというのであ 続きを読む >>

財産分与と債務②

①そもそもプラスの財産がない場合 この場合は、精算するプラスの財産がない以上、財産分与はされないという結論になります。 ただし、プラスの財産とマイナスの財産両方がある場合は、プラスの財産を誰がどのように取得 するかというときに考慮することになります。 ②他方当事者の債務を弁済した場合 この場合は、弁済した金額は財産分与の対象になりませんが、プラスの財産がある場合に、夫 続きを読む >>

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